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山の頂が3つできるように整える

スリーピークはチーフを三角形に折っていき、山の頂が3つできるように整えるもの。トライアングルはポケットから三角形の頭がわずかに覗いているようになっている。そしてパフはチーフの中心を摘んでふわりと畳み、できた丸みをポケットから覗かせるやり方だ。また、国によってもポケットチーフをめぐるドレスコードが異なる。ビジネススーツに挿す場合、イタリアでは「白い麻製は昼間にかぎり、夜は絹製のプリントのものを。絹製プリントのものは昼間でも相応しい」とされている。アナンのポケットチーフの真意コフィーアナンは国連事務総長に就任してから、つねにというわけではないがポケットチーフを入れていた。ところが、あるときを境に彼の胸ポケットからはチーフが消えた。その「あるとき」というのは1999年3月24日、NATO軍によるユーゴ空爆が問始された日だ。直前まで、アナンはユーゴ和平に向けて努力していた。ところがNATO軍というよりもアメリカ軍は国連安保理決議なしに空爆に踏み切った。これは国連事務総長の立場を無視するかのような行動であった。記者会見でアナンは「武力行使が必要なときもある。空爆を招いたユーゴを遺憾に思う」と述べたが、表情は苦渋に満ちていた。そしてこれ以降、アナンがポケットチーフを入れたことはない。