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長男が高校に合格し、医師が笑顔に

高校の合格発表日、彼の長男も私のほうも無事合格。廊下ですれ違ったときに、衰弱が目立つ彼の表情に久しぶりに曇りのない明るい笑顔が広がっていたような気がしたのは、私の感傷だったろうか。絶食の期間を四十八時間に延長することにしたわけである(入院してからはさらに胃にチューブを入れ、そこから機械的に胃液・残直物を陰圧で持続吸引して排除する処置も行った。鼻から胃までチューブが入っている状態だと、さすがに眠れない)。こうして再び入院。今回の入院は主として検査目的だから短いとしても、これからこうした入退院をくり返してゆくのだろう。二年前の初めての告知の時も、この時もさほどショックは受けなかった。この時は癌性腹膜炎とまでは予測していなかったのにもかかわらず、また手術か、辛いな、くらいにしか思っていなかったら、手術ができる状態ではもはやないというのが答だったのだ。あまりに大きな衝撃のため反応できないのか、反応しないことで防御しているのか。