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中・小の進学塾と大手進学塾

中・小の進学塾と大手進学塾とでは、どのような点がちがうのでしょうか。一番のちがいは生徒の人数でしょう。大手塾が何千人に対して、中・小の進学塾は何百人の規模になります。この規模でも、受験は決して不安ではありません。親が大手とのちがいを把握して、メリットを活かし、デメリットをフォローしておけばいいのです。合格実績や宣伝力ばかりにとらわれず、人数が少なくともきちんとその子にあった学校へ進学させている塾には注目しておく必要があります。大手進学塾のところでお話した人気のある先生や力のある先生は、次々に独立するケースが多い業界です。そんな先生は自分の指導方針を貫きたいために、中・小の進学塾の経営者になることがよくあります。ですから、この中・小進学塾にはカリスマ先生がいることがあります。では、大手と中・小のちがいをより具体的に見ていきましょう。「(1)責任者の先生がすべてを管理していることが多い」生徒の数が二〇〇人程度なら、責任者の先生はすべての生徒を把握できているでしょう。そのメリットは大きいと思います。ただし、一人で管理する場合、ワンマンになったり、手落ちがあったりすることもありえるので注意しましょう。「(2)専任の先生が少ない場合が多い」経営上、生徒の比率に対して専任の先生が少ない塾が多いかもしれません。しかし、時間講師の先生だから力がないというのではなく、子どもとの相性のいい先生が大切なのですから、たとえ担当が時間講師の先生だからといって不安になることはありません。問題は時間講師に指示を出しているのが誰かということです。おそらく責任者の先生のはずですから、その先生としっかりコミュニケーションさえとっていれば、なにか問題があったときも必ず解決策は見つけられるはずです。「(3)データ力が乏しい」毎年確実にある程度の人数を合格させているとしても、絶対数は大手に比べると断然少ないのは事実です。ですから、会場試験をできるだけたくさん受けて、データを豊富に集めておきましょう。小さな塾の場合、試験が実施される日などについての情報を提供してくれないところもあります。責任者の先生や担任の先生に会場試験の有無を知らせてほしいと伝えておきましょう。

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