これまでなんとなく習慣として続けられていた花束贈呈は、「これからどうぞよろしく」と新郎が新婦の両親へ、新婦が新郎の両親へ渡す、クロスタイプでした。最近では「今までどうもありがとう」と、新郎は新郎の両親へ、新婦は新婦の両親へ、ストレートに渡す傾向も強まっています。しかし本来は、ふたり一緒にそれぞれ両家の両親へ、花束を渡すべきではないでしようか。これは、ぜひすすめたい花束贈呈の仕方です。花束の代わりに、「お疲れさまでした。ふたりでのんびりしてきてください」と旅行券を贈ったり、記念品を用意するのもいいですね。もしも親が他界していたら、写真を持ってきてもらうのもいいでしょう。また、お父さんも、もしかしたら最後にひと言あいさつさせて欲しい、と思っているかもしれません。ゲストに対する感謝、新郎新婦に対するエールは自然に出てくるものですから、誰にも止めることはできません。とくに新婦の父親は、娘を手放す結婚式の最後になって、並々ならぬ寂しさを覚えているはずです。ここで、出番の少なかった新婦のお父さんに、スポットライトをあててもいいと思います。当初のスケジュールにはなかったとしても、その場の流れで加えてくれるよう、司会者にお願いしておきましょう。新郎の父親があいさつすることがあらかじめ決まっているなら、謝辞の心構えは必要です。「みなさんにご足労いただき、お祝めれば、失礼のないあいさつができるはずです。